マグネシウムの働き
マグネシウムは300以上の体内酵素のはたらきを助る重要なミネラルです。
マグネシウムは骨ではカルシウムの定着をサポートします。
また、骨以外の細胞では生命活動のスイッチとして細胞内に入り込んだカルシウムを、再び細胞の外に戻す役割を果たしています。
動物性タンパク質や白砂糖などの過剰な食事を続けていると、体内で余計な酸を生み出し、血液が大きく酸性に傾きます。全身の細胞は酸を嫌うため、私たちの体は骨からカルシウムをどんどん溶かし出し、血液中に送り込み、大量のカルシウムが血液中にとどまった状態が慢性化してしまいます。細胞が正しく機能するうえで、カルシウムは常に細胞の外に多く存在すべきであり、細胞内に多く入ったままだと細胞の機能が損なわれます。
そこで、細胞内に入ってきたカルシウムをマグネシウムがくみ出す役目を担うことで、細胞の機能を維持しています。
動脈硬化になると血管が堅くなるのは、行き場を無くしたカルシウムが原因です。体内でマグネシウムが不足し、カルシウムがくみ出せなくなると、骨格系、筋肉系、免疫系、内分泌系などを構成する、全身の細胞が正しく働かなくなります。
糖尿病や心臓病から、アレルギー、ガン、そしてうつなどの精神疾患にいたるまで、現代社会を蝕むさまざまな病気の背景には、必ずといっていいほどマグネシウム欠乏が関連しています。
現代の日常生活の中には、マグネシウムの欠乏する要因が多くあります。
化学肥料、農薬の影響で、野菜や果物に含まれるマグネシウムの量は減少しますし、白米や白砂糖のように、食品の生成によってもマグネシウムは失われます。さらに、清涼飲料水や加工食品に含まれるリンや、高脂肪の食事、カフェインやアルコールの過剰摂取、薬の服用などはマグネシウムの吸収を妨げたり、体外への排泄を促したりします。そして、ストレスによってもマグネシウムは失われます。
特製酵母ミネラルとは
シュラウザー博士(ドイツ)が発明した、ミネラルの製造方法。
酵母を培養する過程で製造されるミネラルは、純粋な「有機ミネラル」となり、安全面・吸収面で優れたミネラルの形態です。
カプセルは植物性素材
ミネラルサプリメントに使われているカプセルはプルランと呼ばれる素材です。
プルランは非遺伝子組換とうもろこしのでんぷんを使用したカプセルで、酸素透過性がゼラチンカプセルの約8倍、植物セルロースカプセルの約300倍、低いため内容物を酸化から守り、品質を保持します。
栄養素表示
1カプセル(360mg)当たり
エネルギー 0.96kcal
たんぱく質 0.09g
脂質 0.01g
炭水化物 0.13g
ナトリウム 0.26mg
マグネシウム 60mg
名称 酵母含有食品
原材料名 マグネシウム酵母、プルラン(カプセル)
内容量 21.6g(360mg×60カプセル)